内祝いでのタブー

出産内祝いは半返しが基本

赤ちゃんを出産した際、周囲の友人や親類からお祝いを贈られた経験がある人は多いのではないでしょうか?そのお返しとして、内祝いを送ることがマナーですよね。内祝いは、身内で起こった目出度いことの喜びをお裾分けするという意味合いで贈られます。ただ贈ればいいのだろうと勘違いしている人は多いですが、タブーを犯すと相手に失礼となってしまいます。最も気をつけなければいけないのは、内祝いの金額です。出産内祝いの相場は、贈られた品物の半額が基本です。つまり、3000円くらいの品物をもらったら、内祝いは1500円程度の品物を選ぶことがマナーです。その逆に、もらった品物よりも高額な品を選ぶと、相手を恐縮させることになります。したがって、必ず半返しに気をつけながら品物を選ぶようにしましょう。

刃物は贈ってはいけない

出産内祝いとして刃物類を贈ることはタブーとされています。刃物というと、「縁を切る」というイメージがあるからです。つまり、相手に贈りつけることで、自分との縁を断ち切りたいのだろうかと嫌な思いをさせる恐れがあります。したがって、包丁はもちろんハサミやペーパーナイフなど切るものは選ばないようにしましょう。その他にも、赤ちゃんの名前入りのギフトも出産内祝いとして避けた方がいいです。そもそも自分にとってはかわいい赤ちゃんだったとしても、内祝いを贈る人にとっては知り合い子供だからです。知り合いの子供の名前が入っているアイテムをもらっても、どのように扱えばいいのか困ってしまうことでしょう。そのため、名入れギフトはやめたほうがいいでしょう。