出産祝いをいただいた時(出産内祝い)

出産内祝いのマナー3つ

内祝いのマナーで押さえたいポイントは、3つです。1つ目のポイントは、出産内祝いをお渡しする時期です。出産の内祝いは、いただいてから1ヶ月以内にお渡しするようにします。しかし産後1ヶ月といえば、育児で忙しくしている時期です。うっかり内祝いを忘れないように、前もって内祝いの内容を決めておくと良いでしょう。

2つ目は、内祝いの金額です。内祝いの金額は、いただいたものの半額~1/3が相場になっています。相手からいただいたものの1/3にも満たない金額の内祝いは、マナー違反です。また反対に高価すぎる内祝いもマナー違反になるので、注意しましょう。

そして3つ目のポイントは、熨斗や挨拶状を忘れないことです。相手は熨斗や挨拶状がないと、何の贈り物かわかりません。熨斗や挨拶状があれば、相手にも感謝の気持ちが伝わります。また挨拶状の代わりに、赤ちゃんの写真が入ったカードにすると相手にも喜んでもらえるでしょう。

おすすめの出産内祝い

出産内祝いの定番といえば、スイーツや日用雑貨です。甘いものが好きな相手にはスイーツを、子どもがいる相手にはタオルといったように贈り分けても良いでしょう。スイーツや日用品のほかに、カタログギフトや商品券もおすすめです。カタログギフトや商品券は、相手が自分で欲しい物を選べます。相手にとって不要なものを贈ってしまうのを避けられるのがカタログギフトや商品券のメリットです。

しかし贈るのが失礼にあたるものもあります。一般的に刃物は「縁を切る」と連想されるため、避けるものの一つです。そして日本茶も、内祝いの品には相応しくありません。日本茶は、葬儀や法事の香典返しとして利用されることが多いからです。品物や金額には十分気を付け、相手に喜んでもらえるものを贈りましょう。